山梨の方言を学ぼう!2006年08月23日
夏休みも終わり、かやぶん子どもクラブも始まりました。
子ども達にとっては、長いようで短かった夏休み、でしょうか。

この日のかやぶん子どもクラブは方言教室。
いろはから始めたかるたの札も、ついに「た れ そ つ ね」まで進んできましたよ~。
札の内容をちょっとご紹介。

「た」
たかかんべー、富士と八つとで がっちょうけん
「れ」
れ-っ、ふんとーけー、あたったじゃん
「そ」
そろして ぶん出す 新入社員
意味、おわかりになりますか?
答えは、「た」が、「高いでしょう と 富士山と八ヶ岳で 言い争い」。
この富士山と八ヶ岳の背比べのお話は、山梨県では有名な民話です。
「れ」は、「まー、本当なの 当たったわ」、「そ」は「上下揃えて出掛ける 新入社員」だそうです。
………難しいなあ。
ところで、県外の方が甲州弁を聞いた時に一番苦労されるのが、「ちょし」なんだそうです。
この言葉、「○○しちょし」(○○をしたら駄目ですよ)とか、「そんな事言っちょし」(そんな事を言ってはいけません)という風に語尾につけて、否定として使われるのですが、どうもこれ、県外の人が聞くと「○○しなさい」「○○と言いなさい」という意味にとれるのだとか。
全く正反対ですね~。やっぱり方言はムズカシイ