茅葺き技術保存 ボランティアスタッフ募集!

かつては私達の身のまわりにごく普通にみられた茅葺き屋根。
現在、地域社会の変貌や、新住宅の増加によって茅葺き屋根の民家は次々とその姿を消し、茅葺きの技術を伝える人たちも少なくなりました。

芸術文化振興基金助成事業
この技術を保存・継承するために、茅ヶ岳歴史文化研究所では、独立行政法人日本芸術文化振興会の「芸術文化振興基金助成金」を得て、この夏から茅葺き技術保存伝承活動事業を開始いたしました。

この事業は、実際に茅葺き屋根の葺き替えに、地域の人たちが関わり参加することによって、現在失われつつある茅葺きの技術を保存・伝承していくために行われます。

この事業を行うにあたり、茅葺きの技術を学んでみたい・作業に携わってみたいと思う人を募集しています。
実際の屋根の葺き替え作業のお手伝いをしながら、伝統的な茅葺き技術を学んでみませんか?

お申し込み・お問い合せは茅ヶ岳歴史文化研究所(0551-25-2019)まで。
作業期間:10月15日(日)~11月19日(日)の平日
※出席できるお日にちを事前にご登録していただきます。(半日単位)
※月曜日はお休みです。
作業場所:北杜市明野町三之蔵神社 神楽殿
作業時間:8:00~17:00
持ち物:軍手・帽子・タオル・お弁当・飲み物・保険料700円(初回のみ)
作業内容:茅をすぐる・茅を運ぶ・屋根を葺く
※基本的な内容としては職人さんのお手伝いとなります。
対象:高校生以上で、現地までご自分でおいでいただける方

屋根の解体がおわり、現在骨組みを修理中の神楽殿。
10月から新しい屋根を葺く作業に入ります。

お申し込み・お問い合せは茅ヶ岳歴史文化研究所までお気軽にどうぞ。