縄文コースター作り

縄文土器は、縄の文様が、その側面などについていることからそう呼ばれますが、底の裏面にも文様がある場合があることをご存知ですか?
それを「網代痕」と言います。つまり、網目の痕のことです。
縄文人が土器を作る時、編み物や大きな葉を敷物にした場合、底の裏面に、その編み物の網目や、葉の葉脈の痕が残っているのです。

それをよく見てみると、かつて縄文人がどのような網目の編み物をしていたのかが分かります。
今回は、その編み物の一つのパターンを模して、フェルトでコースター作りをしました。

実際の縄文土器の網代痕を見て、触ってみてから、好きな色のフェルトを選んで、まずは細く切って次々と編みこんでいきます。
二つ目を作る頃には編むことに慣れて、オリジナルの編み方で作る子も。
右が出来上がったコースターです。
素敵にしあがったでしょ?
ちょっと縄文人の気分になれたかな?