体験発掘 2007年 08月

今日は、上神取にある諏訪原遺跡にて、体験発掘のイベントを行いました。
考古学者になったつもりで、実際に遺跡を掘ってみます。土器や石器が見つけられるかな?
まずは、諏訪原遺跡の発掘をしている昭和女子大の先生やお姉さん達から、縄文時代や発掘の方法について教えてもらいます。

いよいよ、発掘スタート!
軍手をはめて、コテを使って、丁寧に土を掘っていきます。
なかなか出てこないなぁ、土器かと思ったら石だったよー、と言いながらも、作業を続けているうちにだんだんと慣れてきて、土器や石器も見つかるようになりました。
中には、黒曜石を見つけられる子も。

出土したものが、土器なのかただの石なのか分からない場合は、ブラシを使ってやさしく洗います。
これは、どうやら土器のようだぞ!?
見つかった土器や石器は、その出土場所に置いておき、きちんと記録されるまではそっとしておきます。

参加したみんなは、発掘体験が初めての子がほとんど。
暑い中、ずっとしゃがんでの作業は大変だったけれど、土の中から本物の土器や石器が出てくることに感動していた様子。
これをきっかけに、ますます歴史や考古学に興味を持ってね。