こども神楽教室 発表会
今日は、参加者が秋から頑張ってきた「こども神楽教室」の総決算、発表会でした。
先生方や保護者の皆さんが見守る中、その成果を発表しました。
トップバッターは、中学2年生の男の子による「猿田彦命の舞」。今年度作った、新しいお面をつけて、勇壮と舞います。
こちらは、「四弓の舞」。
今回は、ステージの上に、篠竹を使って神楽殿を作りました。練習の時とは違い、お祭りさながらの限られたスペースの中で舞いました。
4人という大人数で舞うことに加えて、弓を構えたり放ったりするので、4人の位置どりが難しそうでしたが、とても頑張ってくれました。
こちらは、「浦安の舞」。
明野で復活してから、3度目の春になります。
今回舞った女の子達は、昨年のお祭りでも奉納した子ばかりなので、余裕が感じられ、優雅さにも磨きがかかったように思えます。
今回の大トリは、「玉取り」。「こども神楽教室」では、初めて挑戦する舞でした。
子ども達が練習している他の舞と比べ、背景となる物語がはっきりと舞に反映されています。
まずは、赤鬼と青鬼が出てきて、お姫様から玉を奪い、ふざけ回っています。
そこに、須佐男命が出てきて、鬼を叱り諭し、玉を奪い返して、お姫様に戻します。
鬼達とお姫様が退場した後は、「須佐男命の舞」になります。こちらも、今年度作ったばかりの面をつけ、勇ましく舞いました。
4年以上お神楽を続けている子が多く、お神楽の基礎が身に付き、舞のレパートリーが増えてきました。
それに加え、その子自身の成長が感じられ、とても眩しく見えます。
今年もまた、小学校時代からお神楽を続けてきた男の子が、中学3年生をもって「こども神楽教室」を卒業しました。卒業してからも、「こども神楽教室」で学んだことを忘れず、大きく羽ばたいてもらいたいと思います。