八代家で夏のつどい
2011年 12月 07日去る8月21日(日) 重要文化財八代家住宅で、夏休みに親子で楽しめるイベントとして「八代家で夏のつどい」を開催しました。
あずきほうとう作り体験をやり、ほうとうが煮えるのを待っている間に、八代家を見学したり、ちょっと怖い話や手品を見たりしました。
なぜ、夏の暑い時期にほうとう?と思う人もいると思います。みそで煮込んだほうとうは日常たべられるものですが、これに対して、農繁期の労をねぎらって出されるごちそうの一つに小豆の汁で煮込んだ小豆ぼうとうがあります。
お赤飯にも用いられるように、小豆は五穀の中でも赤い色をもつ唯一のもので、おめでたい色、また、邪気をはらい厄除けの力を持つものと考えられていました。そんなことも、参加者の皆さんに知っていただくために、小豆ぼうとうにちなんだ話しを聞きながら小豆ぼうとうをいただきました。はじめて食べる方も多く、「想像していたよりもおいしい。」と言って召し上がっていました。