太古の昔よりそびえたる

今日もあいにくの雨。現場の作業は停滞しています。明日は晴れるでしょう。

写真は現場より仰ぎ見る「甲斐駒ケ岳」やその周辺部の山々。至近距離といってもよい仰角!かのミネラルウォーターの「アイコン」とでも言うべき山として日本全国にその姿を登場させているはずです。古い言い方やけど「ブラウン管越しに」ね。

私Nもこの山に見守られて思春期を過ごしました。時に憤って時に笑って…時にときめいて(笑)この山を含む南アルプスの峰峰にその魂を預けていたと言ってもよい。そんな境遇のティーンエイジ。ああ歳月は全く人待たずですね。

太古の昔、縄文の人々もこれらを仰ぎ見て生活していた。そこには現代の我々より遥かに大きな「畏敬=畏怖の念」がこめられていたことは想像にかたくありません。

わずか30年前にそいつを仰ぎ見て「青き魂」をふるわせていた私。今日50を間近にして「アホき心根」でこいつを見る私。それが太古の彼らと景色を介してつながっている…なんかそんなことがたまらなく嬉しいNでした。さて!明日も発掘がんばろうぜ。