調査速報 2016年5月
5月9日遺跡発掘作業の現状。
<抜根作業と住居址遺構検出作業>
抜痕作業は遺物を取り上げながら慎重に行っています。
まるで木の根で守られたように、住居址壁際に積まれた礫が残っていました。
<鋤簾がけ、バッコン作業に続いて、平安時代住居址の検出作業>
土が乾ききっていたので、水を撒いてから、確認面の精査を行い、住居址のプランを確認をしています。
粉チョークで印がついているのは、掘立柱建物柱建物址を構成する柱です。切り合い関係から、住居址より新しいのではないかと予想されます。