古道御嶽道の調査協力をさせていただきました。

甲府の御嶽古道を復元する会様からNPOに、明野に残る御嶽道の調査支援の依頼がありました。明野郷土研究部の方々の協力のもと、3月7日に代表者の方々と一緒に、明野ルートの出発点といわれている須玉町若神子から明野町東部のゴルフ場サンパーク明野まで、車で移動しながら重要なポイントではその歴史的な意味や情報共有をしながら回りました。

コースは、若神子下宿から出発して大蔵新田、藤田を経て、塩川を渡り明野町の上神取、浅尾新田に残る古道の跡を辿りながら、浅尾原の一本松へ。さらに参拝者の道標として安置された三十三観音像を拝みながら、ゴルフ場建設の際に移設された長者窪の一の鳥居へと、参加された方々の熱心さに郷土研究部の方々の説明も熱を帯び、予定時間を大幅にオーバーしながらも有意義な古道巡りをすることができました。最後にゴルフ場サンパーク明野から饅頭峠を望みながら記念撮影をして、名残惜しい解散となりました。

明野に残る貴重な古道である御嶽道、少しでも多くの方々にその歴史の魅力をお伝えできればと改めて認識した貴重な体験でした。