2005年度遺跡活用事業講演

25日、今年度茅ヶ岳歴史文化研究所が遺跡周知・活用のために行ってきた活動報告の講演会が行われました。
かやぶんでは生活協同組合コープやまなしより市民活動助成金をいただき、発掘ボランティア募集や講習会、縄文体験のイベントなどを行ってきました。
発掘作業の様子や、イベントに参加した子ども達の写真などをスライド上映で紹介し、1年間の活動を報告しました。

また、市の調査員の方に講師としておいでいただき、縄文時代に関する解説や、梅之木遺跡での発掘の内容について講演をしていただきました。

今回の会場は展示室の中に設置されました。参加者たちは復元住居の中など、おもいおもいの場所からスライドを熱心に眺めていました。
講演後の質疑応答では、土器の年代や住居の種類などについて活発な質問が出ていました。

今年度の茅ヶ岳歴史文化研究所の遺跡活用事業は、この講演会を持ちまして終了となります。
今年は梅之木遺跡が様々なメディアで紹介されるなどして、全国的に話題となりました。
来年度もかやぶんでは、北杜市教育委員会と協力し、梅之木遺跡の活用のためにさまざまな活動を行っていきたいと考えています。