5日の縄文食体験、燻製を作ります!
5日の日曜日に予定している縄文食体験イベントでは、なんと縄文式の燻製を作ります。
土に二つ並んだ穴を掘って、1つには食べ物を吊し、もう一つの穴で火を焚いて煙をおくるという方法です。
これは連結土坑と言い、実際に九州などで発見されている遺構。実は関東では出土例がないそうなのですが、今回は縄文人の燻製方法を体験!が目的なので、気にしない気にしない。
この連結土坑の設計図や、詳しいやり方などについては、鹿児島県知覧町ミュージアム知覧の若松さんに教えていただきました。
今日は本番のための予行練習、実際に燻製を作ってみました。使ったのは豚バラ肉、鶏手羽、そして魚。魚は今回はイワシですが、本番ではちゃんとニジマスを使いますよ。一晩塩に浸けておいたそれぞれの食材を紐で縛り、穴に吊します。うまくできるかな~。
実際にいぶしている状態の写真です。手前の大きな穴の底で火を炊きます。すると、トンネルでつながったもう片方の穴の方へ煙が流れ、燻製ができる!という仕組み。もう片方の穴の上部にはムシロがかぶせてあります。美味しい燻製ができるか、お楽しみ~。イベント当日には、今まで食べたことのないとっても珍しいお肉が用意されている、カモ?!
縄文遺跡へGO!遺跡で縄文食文化体験
日時:11月5日(日)10:00~13:00
内容:縄文燻製作り・自然散策
参加費:500円
お申込・お問い合わせ 茅ヶ岳歴史文化研究所 0551-25-2019