八代家でさきどり春祭り ~屋台と餅つき~

「八代家でさきどり春祭り」イベントのリポートの続きです。
今回のイベントでは、伝統芸能の披露だけでなく、「春祭り」らしい楽しいことを他にも色々やりました!

「祭り」と言えば欠かせないのが「屋台」。
母屋入ってすぐの土間に、3つの屋台が出ました。甘酒とみそおでんと和雑貨の屋台。
甘酒とおでんは、八代家住宅サポーターズの皆さんが時間をかけて準備してくれました。
特に甘酒は、ドライバーにも安心の、米と米麹だけで作られた昔ながらのもの。
素朴な、素材の味を感じる優しい甘酒で、限定50杯が完売しました。
和雑貨は、サポーターズの皆さんだけでなく、地域の方も出店くださいました。
心がこもった手作りの和雑貨に、お客さんも足を止めていました。

座敷で伝統芸能の披露が行われた後、土間のカマドの側では、餅つきが行われました。
前回イベント「八代家で昔の暮らし体験」で久々に火が入ったカマド。
今回も、もち米を蒸すのに大活躍。
もち米を蒸す蒸篭と釜は地域の方にお借りして、餅つきの準備と指導もまた別の地域の方にご協力いただきました。
皆さんに支えられてできているイベントだなぁ、とつくづく実感しました。

ついたお餅は、小さくちぎって、餡子ときな粉をまぶしてお振る舞い。
つきたてのお餅は、もう絶品!
熱々を早速いただきました。
餅つきをしている間、板の間では、上神取獅子舞愛好会の皆さんが、獅子舞「マクンベ」を舞ってくださいました。
しゃがんで、板の間の端に手をかけて、キラキラした目で子ども達が獅子舞を見上げる。温かさ溢れる、イベントの素敵な一コマでした。

今回のイベントで、「おめでとう、200歳! 八代家住宅の魅力を再発見!」事業は終了です。ご来場いただいた皆さん、ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
スタンプラリーは3月8日締切です。八代家住宅以外の9ヶ所にスタンプを置いています。ぜひ、回って、応募してくださいね。

かやぶんとサポーターズの皆さんでの八代家住宅の活用事業は、来年度以降も続けていきたいと思っています。サポーターズも継続して募集します。ご協力と応援をどうぞよろしくお願いいたします。