手話教室にゲストが来たよ!

いつもは、先生と参加の子ども達で、クイズやゲームを通して楽しく手話を学んでいる「手話教室」。今日は、初めてゲストの方がいらっしゃいました。手話通訳でもある先生のお知り合いの、耳の聞こえない女性です。とても笑顔が素敵な、2人のお子さんのお母さんでした。
その方の自己紹介の手話を理解しようと、皆、いつになく真剣な表情です。

自己紹介の中には、どうして耳が聞こえなくなったか、自分が耳が聞こえないことにいつ気付いたか、聾学校でどのような生活を送ったかなど、小さい頃からの話を、紙芝居と手話を使って説明してくれました。
それから、子ども達は、前回までに練習した手話で、自己紹介と趣味や得意なことなどを、ゲストに伝えました。

今までは、楽しくゲーム感覚で学んでいた手話。
それが、実際に、耳の聞こえない人との会話に使え、通じ合えた時、また違った側面が見えてきたと思います。
ゲストの方もおっしゃっていましたが、手話を学ぶことは、耳の聞こえない人とコミュニケーションをとるためだけでなく、他者に自分の思いをいかに伝えるか、という術を学ぶことに繋がるかもしれません。
子ども達も、きっといつか、その大切さに気付いてくれると思います。