で、こいつが全体像

「ジャ~ン!」といふわけで前回から紹介の出産土器!これが完全体でありまする。
数千年の時を経て大気中にこんにちわです。
なんて素晴らしい!なんてロマンチック!ポエムです!メルヘンです(笑)
土器の本体の部分、調査員も言ってはったけど「女性のボディー」のモチーフですよね。
私Nも普段のおバカノリはどこへやら‥ 殊勝といふわけではないが、妙に敬虔というか神妙というか、人の命の不思議さなんてやつが軽く脳裏をよぎりやがりましたよ!
「我々はどこから来て、どこに向かっているのだろう?」なんて哲学的命題なんかも視野に入れつつデスネ(笑)
数千年の眠り‥すくなくともこの数十年は「こいつ」の上に毎年4月になるとお水が張られて、まもなく苗が植えられて‥
秋には稲刈りが行われて美味しい白州米となって。
水田になる前は田野だったのかはたまた雑木林やったのか?
それこそ気の遠くなるやうな「流転」を繰り返して今再び「日の目を見たのですよ!」この土製の「お母さん」はね。
さてこれを作ったのはどんな性格のどんな人やったんやろね?
ではまた次回!