明野小5年 脱穀体験
今日は、明野小5年生が脱穀体験をするというので、田んぼにお邪魔してきました。
歴民から千歯扱きも出張したので、みんなの体験が始まる前に、千歯扱きや足踏み脱穀機の歴史について、お話をしました。
千歯扱きは、江戸時代前期~中期頃に、それまでの脱穀道具「コバシ(扱き箸)」に替わって登場した道具です。
こちらは、足踏み脱穀機と千歯扱きの競演。
足踏み脱穀機は明治時代末に開発され、千歯扱きより、一度にたくさん、しかも簡単に脱穀できるので、広く普及しました。
その後、動力付脱穀機、ハーベスター、コンバインなどと脱穀機は変遷していきます。
体験により、それぞれの道具の方法や力の入れ方、大変さなどを実感できたら嬉しいです。